コンペティション
- 2024年6月 – 2024年8月新建築住宅設計競技2024 特別版 島から食卓へ ─ パブリックダイニングのための小さな建築 世界の食料生産・流通・消費は、複雑に絡み合い、遠い国の社会情勢や気候変動によって私たちの食卓に並ぶ食材の価格や供給安定性にも大きな影響を及ぼすグローバルな側面があります。同時に、食は地域の気候や歴史に強く根差し、地域ごとに多様な食文化が広がるローカルな側面も持ちます。 日本の島嶼部もさまざまな食材の産地として、日本の食文化を支える役割を果たしてきました。そのひとつである瀬戸内海の小豆島を対象として...
- 2023年8月 – 2023年12月新建築住宅設計競技2023 夏の新たな快適 夏はあらゆる可能性を秘めた季節である。7月の日照時間は1日16時間近くと、驚くほど長い。様々な活動に十分な時間がある。 夏は身軽さと発見の季節だ。服装の軽さ、休暇の軽さ、新しい地平線の発見。文字通りに自己発見の季節でもある。薄着になり、体の一部を露出する。 夏は、太陽がすべてを決める季節である。太陽を探しに行くか、太陽から目を背けるか。暑さが観光の価値(時には極端に)となる。最も暑い目的地を選び、...
- 2022年5月 – 2022年11月新建築住宅設計競技2022 ビッグデータと都市─ウェルビーイングな空間デザイン─ ビッグデータを活用した建築空間や都市空間のデザインを求める。今回のコンペでは、何かしらのデータを用いて、その分析結果を空間デザインに落とし込むロジックを評価する。具体的なデータがあればそれでも良いし、「こんなデータがあったらこんな使い方をしてみたい」という架空のものでも良い。どんなタイプのデータでも、どのスケールのデータでも構わないが、1.データを用いること、2.そのデータを分析する枠組みを示すこ...
- 2020年6月 – 2020年9月新建築住宅設計競技2020 サステイナビリティと都市──これからの住宅と暮らし 21世紀の建築がすべきこととは? 世界人口は2050年までに93億人に達すると推測されています。その予測を信じるとすれば、人口の大部分が大都市に集中し、中には人口1億人にもなる巨大都市も現れると考えられます。同時に、二酸化炭素排出量の80%は都市部が占めているという事実があります。そこで将来的に必要になってくるのが、超高密度の中での暮らしを可能にする新しい都市型建築です。東京、上海、ニューヨークは...
- 2019年5月 – 2019年9月新建築住宅設計競技2019 これからの暮らし 未来とはどのようなものでしょう? 建築家は、進化する生活パターンと将来の課題に向けて、どのように住居を設計することができるでしょう?このコンペは、参加者がこういった問いに答えるための機会となります。参加者に求められるのは、大胆で社会的かつ環境にやさしい、未来的な視点を持った住居の設計です。 20世紀中頃のニューケイナンの建築家たちは、70年前に同じ問いに直面しました。当時の建築家たちにとって、ミッ...
- 2018年1月 – 2018年5月新建築住宅設計競技2018 AIの家 AI (人工知能) は倫理的な問題を孕みながらも、社会のさまざまな領域で本質的な環境や価値観の変化を加速させています。さらにディープラーニングを活用したAIは、人間のあらゆる経験から独立した認識を持ち、一種の想像力をも獲得しつつあります。小説、音楽、アートなど既にAIによる創造性の実験は始まっています。建築はどうなるのでしょう。新しいテクノロジーへの過度な期待と短絡的な未来予測は軽薄かもしれません...
- 2017年1月 – 2017年5月新建築住宅設計競技2017 大きさの住宅 今回のコンペティションのテーマは「大きさの住宅」です。大きさという観点から新たな住宅を構想してください。住宅の大きさは、実にさまざまなことを表象します。 例えば所有者の資産や、その人の住宅に対する価値観を表します。住宅は大きければ大きいほどよいという人もいれば、小さな住宅の美意識を重視する人もいる。あるいは、国や地域によって標準的な住宅の大きさが異なります。日本人が海外に行くと住宅の大きさが倍以上...